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1級建築士の岩岡和男の住宅検査(建物調査)や内覧会立会いへの想いをご紹介します。
北海道で住宅業界の改善に挑む1級建築士の想いです。 |
ここ数年前から「住宅検査」と言う分野について強く意識するようになった。それは、これまで設計事務所として住宅設計や工事監理などを経験して来た中で、一般の方達と住宅業界との意識の差に大きなギャップがあると感じる場面が増えたからである。
そしてそのギャップが縮まらないままに引渡しを終え、結果として後悔の念を持ってしてしまった人や、その後も施主と建設会社(施工者)の間に深いわだかまりが生じて、遂には裁判沙汰にまで発展してしまったケースも目にしてきた。 |
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本来「建て主」と「大工さん」は、「家を建てる」という行為によって良い意味で特別な関係となってきた歴史がある。しかし、経済構造の激しい変化によって、そのような昔ながらの良い関係を得ることが難しくなった現実がある。
北海道においてもハウスメーカーや工務店等では、設計施工の一貫で住宅の建設を請け負う場合も多いが、このことにも私は警鐘をならしたい。 |
それは、設計と工事監理を担当する設計部門と工事そのものを担当する工事部門が同じ会社であることだ。極論すると、施工管理(監理も含め)全てが内輪での自己評価止まりになる可能性も否めない。
勿論、良心的で親切な工務店等も数多くある。しかし残念ながら最新の設計施工方法を正しく習得できていない現場を目にすることも少なくない。コミュニケーションが良好だったにもかかわらず、欠陥住宅になった場合は、住宅取得者にとって精神的にも非常にきついものとなる。
「家を持つ」ことは、一生のうち何度も経験することができない大きな出費である事から、いつでも気軽に建て直したり買い換えたりできる類のものではない。
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そこで住宅を持つ際にも、「セカンドオピニオン」というフィルターを通して検査を行い、持ち主自らが「わが家の作られる過程」を知る事が大切な時代となった。
もちろん、完成済みの住宅や中古住宅を購入する際にも、住宅検査でその建物の状態を把握することが大切である。
当然ながら、この住宅検査が高い精度でなければ住宅取得者にとって意義あるものとはなり得ない。そのためには、検査員自体に住宅検査に関する数多くの情報・技術が必要となる。そこで活かされるのが全国の検査員によるネットワークである。
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アネストには、現在(2009年8月現在)全国に45人のパートナーと呼ばれている検査員がいる。これら本社やパートナーとの間では、いつでも意見交換ができるネットワークが構築されている。
この仕組みがあってこそ高精度な検査結果を提供できると考えるので、私は、アネストの北海道エリア担当のパートナーとして活動している。
最後にあらためて想う事は、住宅検査が住宅取得者にとって本当に価値ある行為であると感じ、出来るならばアネストの住宅検査や内覧会立会い・同行などの利用を検討され、その結果、住宅取得者(建築主)と施工会社(販売会社)の関係がより良いものとなる事を望んでいる。
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